2013年11月08日

こんな紙もって近くの大学行ってきた



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関西学院大学に、興味持ってくれる人がいないか行ってきました。
関学の女子はかなりレベル高かったです。それしか印象残っていません。笑

下校ラッシュの夕方の時間だったのですが、成果は0人です。

吃音者らしき人はいて、僕が話しているのを道の向こう側でずっと聞いていたり、遠くからじーっと見てきたりした人はいました。「どうなんだろ、俺から話しかけたほうがいいのかなぁ?でも勘違いかも?どうしよう」って躊躇してる間に歩いて行ってしまいました。


話していると言っても、その画用紙を持ちながら「発表の練習一緒にしませんかー?どうですかー?」とかって言ってるだけです。「吃音の方いますかー?」とかって言おうとしたけど、画用紙見てくれたらわかるし、逆効果になるなと思って言わなかった。


「なんて読むのですかそれ?吃音?ぎんね?しぎん?」みたいに吃音の事を知らない方にも喋りかけられて、「英国王のスピーチ」って見ました?あの主人公のね…とかって説明しました。


いやでも難しいと思う。上でも逆効果とか言ったけど、そりゃ人通りが多い所でやった方がいいけども、人通りが多い所で、吃音者の人が僕にコンタクトが取ってくれるのか?ってとこ。大学の雰囲気って独特だからね。なんかリア充最強みたいな雰囲気あるし。

僕が大学に居た時、「…吃り…」とかって言葉が教室の後ろとかで聞こえたら、ドキッっとしてたんですよね。「あぁあいつ吃音って言葉知ってるんだな。俺と喋るときとかも、すごく吃るなとか思ってるんだろうか」とかって考えていたから。

そんな当時の僕が大学を歩いてて、今日の俺みたいな勧誘があったならば、俺にコンタクトを取ってくれるだろうか?取らないような気がしてならない。そんな勇気がないのかもしれないし。そんな事しんどいよって感じかもしれない。


ってことで反省点と改善点を箇条書きにしてみた。

■まず、「吃音者プレゼン練習会」じゃ意味がわからない。「吃音者発表練習サークル」とかに名前を変えたほうがいい。また黒ペンだけでちょっと分かりにくい。

■ビラは多分あったほうがいい。これはビラを配るという意味ではなく、手にもっておくだけでもいいと思う。それがコンタクトのきっかけになるから。無言でもっていってもらって、後でそこのメールアドレスとかに連絡をもらったらいい。

■1人より2人のほうがいい。1人は若干怪しい。
僕みたいな何年も留年してますみたいな感じの人が、一人で画用紙持ってぶらぶら歩いてたら怪しい。だから誰か手伝ってくれる女子を探して、2人くらいでやったほうがいい。男子でもいいが女子の方がいいと思う。


■喋りつづけた方がいいのか。それとも無言&小さなスマイルで待つ方がいいの。喋ってる内容は割とどうでもよくて、なんか勧誘頑張ってるなみたいな感じが伝わればいいかも。いやほぼ無言でもいいかも。
いずれにせよ、大声で勧誘するのは違う気がする。

具体的にはこんな感じですね。

とりあえず来週一週間はバイトが忙しいので、平日一日行けるかどうかって感じですが、なんとか空きを見つけて行ってきます!

緊張したけど面白かった。

僕の吃音に対する考え方は、「毎日の朝夜の音読と、人前で話す練習みたいなのを週一くらいでして、それ以外の思考力を吃音以外の事に使って、自分の能力を高めていこう」って考えです。そして自分の能力を高めていくなかで、成功体験を重ねる。そしてだんだん自信に繋がっていって、それがさらに吃音の症状を和らげる。

ただ口でいうほど易しいものではない。話すという事は息をするのと同じで、吃音なんて、ひょんな事ですぐ悪化する可能性があるからだ。だから前の日記とかにも書いたけど、一生悩み続ける覚悟・あきらめという心持ちをする事も大切なことであるんだ。この先10年間の内に、自分は色々経験して成長して、何か吃音克服の答えを掴んでいて、吃音の事なんか一切悩んでいないのだろうというのは夢物語で、答えなんかないんだ。そういう事を考えるまえに、あきらめ・覚悟の心持ちでも、さらに吃音改善を放棄することなく、やった方がいいだろうといい事はやって、それ以外は吃音の事は考えない。これが今のところの僕の今たどりついたものなんですね。

呼吸の深さや、喉とか口の感じも「友達と話す」のと「発表する」のとは、やっぱり全然違うし、発表していくうちに、自信もついて行くと思うので、この発表サークルはいいと思うのですけどね。仲間も増えるし。

まぁとりあえず関学の女子のレベルは高かった。笑
ダイエットは継続して頑張ろう。
posted by ちゅく at 20:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
吃音持ちの45歳です。会社員男です。
twitterでココを知りました。
自分はサッカーが好きで浦和レッズにのめり込んだ(コアサポとか古参サポとか言われる)のキッカケで吃音に構ってられなくなり結果吃っても平気になりました(心理学的には「治った」って言うらしい。吃ってるけど)
自分はJリーグのクラブでしたが、何か人手不足の(笑)ボランティア的な事に嵌まれば縁も広がるし視野が広くなりますよ。
偉そうにすみません。
あなたのブログこれから読んでみます!
Posted by sadakiti at 2013年11月15日 08:34
返事が遅れてしまい本当に申し訳ありません。興味深いコメントありがとうございます。

浦和レッズの古参サポーターをやられてるのですね。サッカーの応援というのは、応援ですごく声を張ったり、みんなで一致団結して応援しようという仲間感があって、とても楽しそうですね。ストレスも発散できるし、毎日が充実してくるので、吃っても平気になったのでしょうか。

私も最近はボランティア的なことをしようと考えております。アドバイスありがとうございました!
Posted by ちゅく at 2014年02月21日 20:00
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